縛るな、誇りだ!:製造業不正の本質(2)
以前「管理職」は誤訳だというコラムを書いたが、その思いは変わらないどころかますます強くなっている。「人を育てることが上司の仕事」であるのに、実際にやっているのはチェック=管理に過ぎないことが多いからである。その管理も自ら […]
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問題を裏返しても答えにならない:製造業不正の本質(1)
「産業界は品質不正問題に揺れた」「損失は一兆円」。ダイハツなどルール違反が連発する最近の見出しではない。2017年を振り返った日経新聞の記事である。当時も「過剰なノルマ」「ガバナンス問題」「たこつぼ化」などなどが叫ばれて […]
「区切り」と「きっかけ」: Break-point vs. Trigger
個人としても組織としても、プライベートでも仕事でも、「区切り」を大切と思う人は多い。新年というのがそもそもそうで、あるいは学校の入学、卒業も、気持ちがリセットされる。企業で言えば社長交代というのはそうだし、新規事業の「3 […]
損保ジャパンは「問題」か?
ビッグモーターも伊藤忠が再建に乗り出すといわれ、損保ジャパンも桜田CEOの完全退任が決まり、昨年夏から続いた一連の問題はほぼ終息しそうである。ただ、ちょっと待て。なぜここまで損保ジャパンがマスコミや金融庁から叩かれるのか […]
「頭がいい人」って誰? Why do we refer to “smartness” so badly?
最近の本や番組のタイトルを見ると「頭がいい人」みたいなタイトルがやたら目立つ。「頭がいい」というのは、とても曖昧で、学歴、知識量、有名企業(GSとかマッキンゼーとか)、あるいは起業家とか。これが揃うとまたいいらしいが、総 […]
ただいま、日吉
みなさま、あけましておめでとうございます!M45の山川結貴です。 12月に、IP留学先のフランスから帰国し、約半年ぶりに清水ゼミのみなさんと対面でお会いしました。そして、先週1月12日に修士論文の発表を終えました!写真の […]
ルールを守ることは正しいことだが…(続)
陳腐化したルールは変えればよいわけだが、時間もエネルギーもかかる。手段の目的化は何度も触れた。「もし何かあったらどうするんだ」という保身、既得権益みえみえの反対が必ず出る。さらに言えば(ダイアナ妃を死に至らしめたパパラッ […]
ルールを守ることは正しいことだが…:How should we deal with rules?
再びニセコ。昨日は大雪だったが、12月にはあちこちのコースにロープが張られ「滑走禁止」になっていた。新雪を求めロープをくぐって滑っていたボーダーやスキーヤーの多くは外国人(特にオーストラリア人だとオーストラリア人が言って […]
自分の役割:New year’s resolution
今年初めてのプールの帰り、浅川智恵子氏の「自分に与えられた役割」という言葉、大崎洋会長の「頼まれたことだけやる」、そして還暦を迎えた自分がつながって、今年の目標を立てることにした。 1.嫌われても言う ー でも威張っては […]
「日本人はナイス」の意味:Why do tourists feel Japanese people “nice”?
9割を占めるのではないかと思う外国人とリフトで話をしていると、口を揃えて「ニセコは素晴らしい」「食事が美味しい」はもちろん「日本人はナイスだ」と言う。 スキー場でもテレビでもオーバーツーリズムや日本の慣行を無視した行動も […]