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横浜市立大学でのキャリア教育授業を振り返って

M46の早水です。

今回、横浜市立大学でキャリア教育の授業を担当する機会を得ました。この授業の経験を通じて感じたことを、ここで少し共有したいと思います。

 

今回のキャリア教育の授業では、学生たちが就職活動のプロセスを理解し、何が必要となるのかを把握してもらうことを目指しました。個人ワーク、グループディスカッション、発表、そして授業の中での対話を通じて、キャリア形成に必要な要素を学生たちに提供しました。学生一人ひとりが自身のキャリアについて深く考える手助けをしたいという思いで進めました。

教える立場に立つことで、いかにして学生が積極的に授業に参加し、自ら考える環境を作り出すかが重要だと改めて感じました。つまらない授業は誰も聞きません。学生の参加意欲を高め、「面白い」「役立つ」と感じてもらうことが、授業の成功に繋がります。この点は職場におけるリーダーシップと重なり、周囲を巻き込み、行動を促すことの重要性を再認識しました。

 

KBSでの学びがあったからこそ、このような授業を担当することができ、また、学生たちと一緒に考える機会を得たことは非常に貴重な経験でした。教育とは、ただ知識を伝えるだけでなく、学生が自ら考え、「問い」を持ち、その「答え」を探していくプロセスをサポートすることだと強く感じています。

就職活動は学生にとって未来への第一歩です。この授業が、彼らの次のステージへの小さな一助となれば嬉しい限りです。また、私自身もこの経験から多くを学びました。

 

新しいことに挑戦するのは常に大変で、授業を進める過程でも多くの困難がありましたが、達成感は非常に大きなものでした。この感覚を忘れず、常に自分自身も「問いかけ」に向き合い、挑戦し続けることが大切だと実感しています。「問い」を持ち、その「答え」を探す過程こそが、私たちの可能性を広げる道であり、これからも成長していくための鍵であると確信しています。