AOMシアトルから(1):2年ぶりのアメリカ
AOM(Academy of Management)が対面で開かれるのは2年ぶりのこと。PCRが陽性になったら帰国便に乗れないというリスクはあったが、グローバルを標榜する以上それは言い訳にならないだろうと半ばドキドキしな […]
BLOG
管理職ってなんだ?: Mistranslation of “management”
先週は「教育」という言葉の素晴らしさを書いたが、その逆でmanagementを「管理」と訳したのは最悪と思う。middle management=中間管理職って、つまり何? リモート環境下で「管理」をすることが仕事だとい […]
アイリスオーヤマ様へ企業訪問
清水ゼミ M44の清水美由記です。 1学期の授業がひと段落し、ゼミ生は各自の修士論文のリサーチを進めております。私は「大企業における新規事業の成功要因」を組織・人材の観点から研究したいと考えており、仮説の深堀を進めるべく […]
教育の本質: What makes education so tricky
誰が考えたか知らないが「教育」とは素晴らしい言葉ではないか?ただ、「教」と「育」が全く違うということはあまり意識されてないと、西堀栄三郎氏と河合隼雄氏は口を揃えて言っている。 前者は動物を躾けるように「教え」込む。後者は […]
日本に遊びに来たい人は一杯いるけど、住みたいという人は誰もいない:Who wants to live in Japan?
シンガポールから出張に来た卒業生に会った。もともと金融のバックグラウンドがあったわけではないのに、ビザが厳しくなり賃料もどんどん上がる(香港から逃げ込む人が一段と増えているらしい)中でサバイブしてそろそろ10年。 彼女か […]
リスキリング問題:What really is “reskilling”?
副業と並んでリスキリング流行りである。先日も新聞が特集を組んでいたが、もう一つの流行のDXやAIとの文脈で語られることが多い。経産省(とリクルート)の資料によれば「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされる […]
記事の読み方(3):事実と答えの違い
ケースや論文で「一般化」という言葉がある。具体的な事例から、より普遍的な教訓やセオリーを引き出すことで、ほかの企業や場面でも使おうという意図である。 ただ、ともすると「ただのあたりまえ」になる。リーダーは重要だとか、顧客 […]
6月のゼミ活動(プロポーザルと広報担当)
清水ゼミM44安部です! 先週金曜24日は修士論文のプロポーザル提出期限日でした。21日(火)のゼミで清水先生からフィードバックを頂き、副査の先生方からもアドバイスを頂きながら、無事提出する事ができました。修士論文の「目 […]
副業ばやりのもやもや感が止まらない:I still don’t understand why “fukugyo” is so encouraged.
記事の読み方(3)の前に流行りの副業について。政府は後押しをし、しないと昇進できないという企業まで現れている。副業によって、新しい経験や価値観にふれることが大切だということはわかる。しかし、どうしてももやもや感が止まらな […]
記事の読み方(2・続):ワールドカップと高校野球
前回のブログを上げた数時間後、塩野七生氏の『生き方の演習』を偶然読んだ。夏至で江の浦測候所のライブを見るために早起きをした三文の得。 詳しくは本書に譲るが、塩野氏の若者に呼びかける中でぜひ前回の内容に付け加えたいと思った […]