-
アドバイスは役に立たない?「転ばぬ先の杖」問題(2)
転ばぬ先の杖問題のもう1つは、「(目上の人の)忠告に耳を傾けろ」と言う指摘。理屈としては全くその通りと思うが、こうした忠告、アドバイスはまず役に立たない。失敗してから、そういえば、なんてことは多くの人が経験しているはずだ […]
BLOG
-
「転ばぬ先の杖」問題(1): When proactive does not work
プロアクティブ、つまり先手を取ることはリアクティブ、何かが起こってから反応するよりもいいとされている。Control your destinyも同じ。リスクはあるが、例えばNetflixがDVDがあるうちにオンラインに軸 […]
-
多様性という幻想?: What do you mean by diversity?
幻想シリーズ(?)の終わりとして、多様性を取り上げる。2月3日の日経夕刊の桜木紫乃氏のコラムに、「多様性という言葉に戸惑った。聞けば聞くほど『個性』でいいのでは」というつぶやきがあったからだ。彼女はこう続ける。 ひとつに […]
-
幼稚園国家、日本:Do we live in a kindergarten?
ステレオタイプの日本論は嫌いだと言っておいて、日本論を書きたい。2/10は関東を中心に大雪が予想されテレビなどでは「大雪に備えてください」ニュースが氾濫していた。 ただ、ピントがずれているばかりか、度が過ぎていないか?寒 […]
-
「女性ならでは」という幻想?: Do we really understand what we mean?
前回はZ世代について、その本質を理解せずに流行り言葉として使っているのではないかという問題提起をした。考えてみれば「女性ならでは」というのもそうではないだろうか? ダイバーシティの波の中、女性の管理職比率を高めることが1 […]
-
Z世代という幻想?: Why we cannot understand Generation Z?
1990年後半から2000年代生まれの人たちを指すZ世代という言葉を最近よく聞く。日経MJの元旦版には「ミレニアム世代」との違いが大々的に取り上げられていた。いわく、等身大であることが大切、給料よりも自分の時間、友人少な […]
-
「欲ばり」問題:Are you greedy enough?
昨年末広島県が出した「女性の欲ばりハンドブック」が炎上した。舌切り雀の時代からの教えがここでも生きている。もちろん欲ばりへの非難は日本だけのことではなく、映画「Wall Street」ではマイケル・ダグラスが演じる悪役G […]
-
日本企業のデジタル化の遅れの良い点:Another side of DX delay in Japanese firms.
政府も含め日本の組織のデジタル化の遅れが何度も指摘される。DXは今やコンサルティング会社の飯の種になっている。このままだと日本は世界においていかれるという懸念はもっともだと思う。 ただ、実は良いところがあるのではと思った […]
-
コントロールという話: Control is the name of the game.
前回のブログは羽田空港のチェックインカウンターで焦ってあげてちょっと中途半端になったので、補足(言い訳)。 本当はもっと余裕があって、ミスにも「まあまあ」とかいう鷹揚な人に憧れる。残念ながら、プロフェッショナルとしてやる […]
-
「実行」の第1歩:A small step you can do in 2022
明けましておめでとうございます。今年もリモートを活用してどんどん遊びに出かけたいと思います。年末にニセコに行って(まだまだ行く予定)、これだったら計画倒れにならなくて済むと思ったことがありました。 昨シーズンもそうでした […]