「ダイバーシティ」と言うのをやめたらどうだろう?(続)
「これだけおじさんをのさばらせたのは、私たちにもちょっと責任があるかも」と家内がぽつりと言った。男性の上司や同僚のセクハラまがいの言動をうまくあしらうのができる女性、と思っていたし、そうしてきた。結果として、女性に対して […]
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「ダイバーシティ」と言うのをやめたらどうだろう?:A trap of emphasizing “diversity”
令和の今時「亭主関白」は死語(というかテレビでもコンプラ上NGらしい)。一方ニュースや新聞で見ない日がないのは「ダイバーシティ」。 定義云々の話をするつもりはない。ただ、「ダイバーシティ」という便利な言葉のおかげで自分た […]
「選択と集中」で言われないこと:The end of conglomerates?
日立が日立物流をファンドKKRに売却する意向であるという。日経新聞は選択と集中を進めてきた日立のグループ再編がほぼ完了すると報じた(2022/4/21)。オリンパスが祖業の顕微鏡など科学事業をファンドに売却検討中という記 […]
GW特番:暴言と逆パワハラ (先生編)
暴言は論外として、「褒めて育てる」か「叱って育てる」かは個人的にも悩ましいところである。 例えばケースディスカッションで「えっ?」と思う意見が出ることがある。ダメ出しをすることで本人はもちろんその他の学生が躊躇するリスク […]
暴言と逆パワハラ(部下編)
暴言よりもむしろ最近よく聞くのは「部下を叱れない上司」問題。若い世代とのコミュニケーションの間合いが分からず、コロナがあけてもどう対応していいか困っているという。 自分の経験を思い出すと、80人程度のコンサルティング会社 […]
暴言と逆パワハラ (上司編)
今回は号外。吉野家の役員の暴言問題がマスコミをにぎわせた。朝のテレビではちょうどそのあとに「逆パワハラ」、つまり上司が部下に注意をすると「それ、パワハラじゃないですか」と言われて往生するといった問題が取り上げられていた。 […]
オーナーシップの広げ方: 新規事業の主語問題(3)
新規事業の主語は「やるべき」を前面に出す会社でなく「やりたい」個人だといっても、1人ではできない。どうするか?これについて2つ紹介したい。 まず1つは最近のAcademy of Management Journalに発表 […]
子供はいつやる気になるか?:新規事業の主語問題(2)
今回と次回、もう少し新規事業の「主語問題」を続けたい。 日経の「私の履歴書」、特に芸術家のそれを見ると、小学校や中学の時に先生に褒められたエピソードが頻繁に出てくる。横尾忠則氏もそうだし、最近の夕刊のコラム(3月11日) […]
新規事業の主語問題(1) Who should lead a new business?
前回は「本当に大切なのは『人気』でも『やらなくてはいけないかどうか』でもなく、『やりたいかどうか』ではないだろうか」と書いた。この点はずっと思っていることなのでここで改めて深掘りしたい。 新規事業=多角化、と言えばまず出 […]
宅配とTikTokの共通点
出前という言葉もサービスも昔からあった。それが「宅配」と名前を変えて、コロナ禍に背中を押されて大きなブームになっている。食事はもちろん、最近では30分以内で日用品まで配達するQコマース(クイック・コマース)といったサービ […]