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ゼミ生ブログ「インド特集」ー前編ー

こんにちは!清水ゼミ池田颯です。ゼミ生2名がそれぞれインドへ行ってきたので2週連続でお伝えしていきます!前編は池田が担当します。

2022年日印国交樹立70周年を記念しインドと日本の若者20人ずつが参加しアイディアソンを行うという大使館主催プログラムでインド10日間900kmの旅をしてきました。

その間Jioという名前を何十回も耳にしました。インドの財閥企業「リライアンス・グループ」の子会社でGoogleやFacebookも投資している通信会社なのですが、Jioが価格破壊を起こしてユーザーを獲得しまくった結果、行政が実現できなかった「誰もが自由にインターネットを使ってサービスを享受できる」姿を実現しました。実際インド人参加者の大学院生の中には、ヒマラヤに住んでおり村で英語が話せる人が1人もいないけれど勉強をオンラインで受けることで進学することができた人もいました。若者の可能性を無限大にしたのがJioです。

インドの若者と議論をしていく中で3つのことを考えました。

1.インド工科大学などの学生と一緒に10日間寝食を共にし、深夜までビジネスから恋愛まで語り合った結果一番違いを感じたのは「メンタリティ」でした。

「貧しい村から大学にいく人はおらず自分は村の代表として大学で学んでいる。村を背負っているんだ。」、「小学校や中学校の友達は女性という理由で進学を諦めた。自分は彼らの分まで学んで社会に還元しないといけない」など圧倒的当事者意識を原体験として持ちながら学びと成長に貪欲な姿勢がとても印象的でした。(なぜ日本人はもっとアグレッシブに学ばないのかと質問されました、、、涙)

2. 宗教と伝統と女性。宗教や伝統(カーストなど)に縛られなかなか性の社会進出などが進まないという現状も目の当たりにしました。インド人の参加者に「日本も長い歴史や伝統があるから変わるのは難しい」と話すと「だからテクノロジーなんだ。テクノロジーでアウフヘーベンできるかもしれない」と熱く語っていました。テクノロジーを使って身近な人の思想を大きく変えなくても若者が活躍できる未来があると信じていました。

3. 技術。参加者のインド人大学生は全員Pythonを使いこなして、サービスを数時間で作っていました。この技術力は圧倒的に日本よりも優れていると感じました。

最後に

常にグローバルな視点を忘れずにKBSでさらに学んでいきます!(英語の勉強も頑張ります😭)