都心では桜とともに4月が始まった。人によって何も変わらないかもしれないが、区切りはきっかけとして大切なので新年と同じように振り返って自分をリセットすることは悪くない。
1年前のブログでは「DXという言葉を使うのをやめよう」と言ったが、知らないうちにあまり聞かなくなった。5年前には「仕事をしないすすめ」をした。これは今でもそう思う。
私はというと、気持ちは日本に帰ってきた40代のままだがこれも知らないうちに還暦を迎えてしまった。恐ろしいことである。自分で気づくのは時々人の名前を度忘れするくらいだが、はたから見たらとっても危なっかしいかもしれない。
そんな自分が思うのは、年を取るほどファイティングポーズを忘れないこと。学ぶこと、そして何よりもそのために行動すること。痛いと感じなければ見直したり、学んだりする本当の意欲は続かない。現状維持(延長も含め)は本当に楽だ。
先日30代のラッパーが「若い人に教えてもらわないと」なんて言っていた。年寄りを敬うことは大切だと思うけど、敬われるような年寄りになることがもっと大切なんだと感じる次第。ちなみに「年寄」は今や相対的な言葉なので、だれにでも当てはまる。