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インバウンドとゴミ箱と公平

(本来は昨日の火曜日の予定が老人力の結果1週間先になっていることが判明、急遽今日になりました)1/31付けのWSJに海外からの旅行者が日本にゴミ箱がなくて困っているという記事が載った。なんと、言葉が話せないとか混雑しているとかを抑えて「困ったこと1位」だと言う。

サリン問題あたりから始まったのだと思うが自分も不便に思うことは時々ある。ただ、ゴミ箱がなくなったから街が汚くなったかと言うとそうでもない。WSJもその点に触れ、ゴミを入れられるようわざわざ大きなポケットのついたフリースを買った女性が紹介されていた。

「インバウンド=マナー違反」という図式がいつの間にかできていなかっただろうか?実はニセコでも「東京では日本のマナーを守っているのに、ニセコではリスペクトしない外人が多くて困る, you know」とアメリカ人に言われた。

以前も指摘したが、問題を起こす人々の9割は無知なだけだと思う。だから注意をしたらいい。注意をされないから「いいんだ」と思っている気はする(子供もそうだ)。「日本人はナイス」と言われて喜んでたりしててはいけない。そして、基本的にはルール嫌いの私だが、残りの1割を何とかしようというのであれば、「一罰百戒」しかないのかなと感じる。

少し前に「ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)ではボトム10%を退学させるって本当ですか?」とHBSの先生に聞いたことがある。「いやせいぜい1人だよ」との答え。「ただ、1人いるというのが大きいんだ」という指摘に頷いた。

選挙は終わったが日本で最も重視され、かつ副作用も多いのは「公平」という概念と思っている。「自分だけなぜ?」みたいなクレームに怖気づく。でも、そろそろそのあたりのこともわかってくれる人が増えてきたんじゃないだろうか?スキーパトロールのみなさん、大変ですが負けずにがんばってください。