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相手の声と想像力:Listening may be different from understanding.

「多くの企業は顧客の声を聞きすぎて失敗する」。クリステンセン教授はそう指摘した。新しい技術や商品は、開発や販売する側も大変だが、顧客だって挑戦するよりは今まで通りで楽をしたいと思う。そうした顧客の声を真面目に聞いて新技術をお蔵入りにしているうちに、新興企業に追い抜かれる。これが「イノベーターのジレンマ」である。

社員の声も同じではないか?と「仕事で能力を活かせているという回答は35%」「8割近くの20代、30代は自分でも知らない可能性を知りたいと答えている」という5月8日付の日経の記事を見て思った。最近はやりの「配属ガチャ」とは正反対ではないかと。だとすれば「自分は○○しかしたくありません」などという新入社員の声をまともに聞いていると間違う。

誕生日プレゼントも同じ。相手が欲しいというものを聞いて渡せば悪くはなさそう。でも、それって本当に自分を見て理解してくれているの?面倒だから、お手軽だからそうしているのではないの?

本当に何が必要か、欲しいか、実は自分でもわかっていないことは多い。むしろ外から注意深く見たほうが分かる。「だって、そう言っただろう」という言い訳は観察と想像が欠如していることの裏返し。Imagination – そういえばアメリカ時代に子供たちを連れて行ったオーランドのエプコットでは繰り返し言っていたなあ。