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Noisy minority症候群:言ったもん勝ち?

先日「給食費無料 マイナ条件を市が撤回」という備前市のニュースを見た。市議会で可決したのにもかかわらずである。「備前市内外から5万を超える反対署名」の結果だという(ちなみに、ホームページによれば備前市の人口は約3.2万人)。

こうした話が多すぎないか?1人が「子どもの声がうるさい」と言ったから幼稚園建設が取りやめになったり、公園が閉鎖になったり。

もちろん多数決だけが民主主義だとは思わないし、NMBY(Not my back yard=一般的には賛成でも自分の裏庭ではやって欲しくない)という反論もあるだろう。しかし、あまりにひどすぎないか?

つい最近フランスで年金受給を62歳から64歳にあげて大騒ぎになった。デモやストでルーブル美術館も休館になった。しかし、マクロン大統領は取り下げるとは言わない。なぜなら、それが正しい、リーダーとしてやるべきことだと信じているからだ。そして、支持をしている多くの人はニュースで取り上げられない。silent majorityと言われるゆえんである。

政治家は当選しなければただの人である。しかし、「反対されたからやめる」ようなことはただの人でもできる。選挙では耳障りの良い言葉ばかり(しかも、似たようなことばかり)だったが、反対意見が怖いのであればリーダーになってはいけない、なんてことは教わってこなかったのかと思った。