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日本は素晴らしくオーガナイズされている?

スキー場にいると、普段聞くことのない声を色々聞くことができる。そもそも外国人が多いからということもあるが、リフトやゴンドラは暇だから。

「日本は素晴らしい」といういかにもな意見も多いのだが、今回複数の人々(オーストラリア、フランス、台湾)から同じように「Japan (Tokyo) is so organized」と言われた。何となく分かる。電車は時間通りだし、ゴミも落ちていない。リフトの列もちゃんと並ぶ。ルールを守ることの大切さは私たちのDeNAに組みこまれているのか、義務教育の賜物なのか

だからこそ、「ルールを破っていませんよ」としたり顔で日本(人)を搾取しているかの行動に対して憤りを感じる。最近のEconomist 誌はWhy is Japan souring on foreign workers and tourists? という記事を載せていた。理屈としてはそのとおりだが、日本人の感覚がわかっていないとも感じた。

グローバル化とは受け入れるだけではない。そして「日本人はナイス」は褒め言葉ではないことを知る必要がある。日本の文化の根幹をもっと深く知ってもらうこと、そして、その中でも変えるべきものと変えてはいけないものを峻別していく。organizedと柔軟性がない、手続きが煩雑であることはコインの裏表だ。その意味で、Economist 誌の別の記事が指摘する「The real problem is not foreigners. It is the failure to take advantage of one of Japan’s greatest strengths—that it is a wonderful place to live and work.」はかなり的に近づいている。

台湾から来た(ハイテク企業のエンジニア)3人組によると、台湾では「相手が酔っ払って立てなくなるくらいでないと接待したとは言えない」のだそう。自分が30年以上前に関わったプロジェクトの時に聞いたことと全く変わっていない。文化を理解したり変えたりするのは難しい、だからこそ重要なのだと改めて感じる。(今日一旦東京に帰ります)