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溢れる情報 vs 必要な情報:夏休みの宿題

さて、このグラフから何を考えますか?

日本の大学や教授の「横並びがよくない」という記事の主旨は分かる(データが古いとか、為替はいくらだとか言う話はさておき)。しかし、例えば以下のような情報はなくていいのだろうか?

アメリカの場合(1)教授の給与は原則9か月ベースー夏は追加研究費が出るかバカンス(2)教授の給与は需要と供給と競争で決まる。アメリカではこの2~5倍くらいはいくらでもいる。私のアメリカ時代の教え子は既に3000万円を突破しているし、某教授がアメリカから東大に帰った際「いったい東大はいくら出したんだ?」とスタンフォードの教授から聞かれたという話もある(3)研究でトップを走る教授は研究に打ち込める環境を提供されているー給与以外にも研究費を含め様々なサポートがある。アメリカから帰国した山中伸弥教授はあまりのギャップにうつ病になり研究をやめかけたという(4)研究業績を上げられずテニュア(終身在任権)が取れなければ出身大学にかかわらずクビになるーpublish or perishと言われる (5)奨学金は豊富だが、例えばスタンフォードの学部生の学費はざっくり年間8万ドル、その他を入れれば10万ドルを超す。東大の学費を聞いたらアメリカ人は卒倒するか「大した大学じゃあないんだ」と思うかのどちらかだろう。

まだまだ書くことはたくさんある。この宿題は「世の中情報に溢れているが、本当に必要な情報は探しに行かなくてはならない」「目の前の情報で判断しようとすると愚者の間違いを犯す「見聞きする情報をより分けるにはより広い視野が必要」ということ。

残り少ない夏休み。2学期(と将来)に向けて準備だ!