11/10(日)に委員長杯2019 KBSxGunosyが開かれました。発表も懇親会も例年以上に盛り上がりました(KBSのサイトでも報告があると思います)。3月にまた優勝チームとシリコンバレーに行ってきます。
「人材の良さを引き出す質問」の大切さを前々回ブログでふれたのですが、今回審査員として思ったのが、「質問の答え方」、特に時間が限られているときにどう対応すべきかという点です。
質問に対して発表者はどうしてもいろいろ言いたくなります。こんな情報もある、あれも考えたと(「more is better」症候群)。そこで忘れがちなのは、時間の制約、ある質問の答えに多くの時間を使うことで、もしかしたらもっといい質問が出る機会やその質問に答えることによって良さを皆にわかってもらう時間を削っているかもしれないことです。そして、質問者は必ずしも完璧な答えを求めているわけではない現実です。
戦略とは限られた資源のトレードオフです。これは「質問の答え方」にも当てはまります。難しい、その通りです。だから差がつくのです。