今年もAOMに8/8-13と行ってきました。4年ぶりのボストンは涼しくて(最高気温30度くらい)超快適でした。あるセッションのパネリストをした関係で早めにきて、普段あまりでないセッションにもたくさん出ました。今回はその第1回目の報告です。
タイトルに惹かれて出たのは「Macro talent management」、国レベルの人材育成に関するセッションでした。スイスが世界1位とか、デンマークが2位とかそんな話があったので、日本はどれくらいなのだろうとググって見ました。
たら〜、結果発表。驚いたのは私だけなのかもしれませんが、IMD2019ランキングでこそ30位ですが、US News 2019では2位、Global Competitiveness Report2018でも5位です。すごくない?
でもこのランキングって、一体なんなんでしょう?ランキングが高いから国際社会で力があるとは限らないし、移住する人にとっては意味があるかもしれませんが、一般市民、少なくとも私にとってはあまりピンと来ません。
ボストンでは買い物のプラスチックバッグはほぼ全廃されており、紙袋は5セント。観光客も含めそれが普通に回っています。セブンペイも大事かもしれませんが、リーダーがやることって、まずそっちじゃなかったのと思いました。データや数字は大切ですが、自分の町や国を誇れるようにするとはそういうことではないのかと。「庶民感覚」という人ほどポピュリズムの域を脱していない気がします。ちなみに、Trader Joe’s の99セントお買い物袋はアメリカお土産としても最適です。
涼しいことに気を良くし、日曜の早朝に近くのボストンコモンに走りに行ったまでは良かったのですが、帰り道に迷ってしまいました。遠くのことも知らないけれど、近くのことはもっと知らないのかもと神様が教えてくれたのでした。