こんにちは。清水ゼミの渡邉です。
11月に入り、2学期の終わりと卒業の足音が少しずつ近づいてきました。
ゼミも残すところあと1回となり、最後の仕上げモードに突入しています。
今月の大きな出来事のひとつに、清水先生・ゼミメンバーとともに訪問した、アイリスオーヤマ大山社長へのインタビューがあります。
大山社長の物腰柔らかな雰囲気とともにいただいた回答は、どれも誠実で、そして挑戦心に満ちており、
印象に残ったのは、挑戦を軸に置く姿勢は変えず、その進め方を環境に合わせて変えてきたという点です。
例えば、サプライチェーンマネジメントに関するトピックで、アイリスオーヤマは従来新製品を市場に大量投入する手法を採用していましたが、コロナ禍以降の情勢変化を読み、最近では小ロットで市場の反応を見つつ商品展開をすることで過剰在庫を削減する手法を採用しているというお話がありました。一方、新製品の開発・実装スピードは落としていません。
このように、強みとなる軸を保持しながら変える所は変えて、環境適応して挑戦する姿勢に感銘を受けました。
インタビューの中では、他にも次々と新しい領域に踏み込んでいくお話があり、多くの学びが得られた貴重な時間を過ごさせていただきました。

<アイリスオーヤマ㈱東京アンテナオフィスにて、大山社長と清水ゼミ一同>
また、11月はゼミの中でも進路の話題が増え、それぞれが次の進路を選び始めています。
仲間が迷いながらも前に進もうとする姿に接するたびに、「自分はこれから何に挑戦するのか?」と自然に自身の中で生まれてきます。
KBS卒業後、自社に戻ったときに、どんな変化を生み出せるのか。
その輪郭はまだぼんやりしており、まだまだ自分の甘さが浮かび上がるなど、反省と再考の日々です。
そして、修士論文は、メンバーそれぞれが統計分析を終え、いよいよ考察と結論に向かう最終段階に入りました!
ラスト1回のゼミに向けて、そしてその先に続く挑戦に向けて、考え続けていきたいと思います!