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年を取ったら賢くなるか?: Are we getting wiser as we become older?

子供の頃は、いろいろなことができる大人に早くなりたいと憧れていた。そして、年を取るにつれてどんどん賢くなるものだと思っていた。

還暦の足音が聞こえる年になってわかったのは、知識は増えたかも知れないが、賢さについてはあまり変わっていないこと。もっと正確に言えば自分が「賢くなっていないこと」がやっと骨身に沁みてわかった。若い時の「伸びしろしかない」なんていう考えはバカだった。

コブでスキーが外れて15メートルほど滑落して、え、これから片足で登らないといけないのかと途方に暮れていたときに、若い外国人女性(ゴーグルとフェースマスクでよく見えなかったので思い込みかも知れない)のボーダーが板を拾ってくれた。「Thank you, you save my life!」とお礼を言うと「I know. See you later」と笑顔で(これも思い込みかも)去っていった。その後でリフトであったタイの国連事務所で働くカップル(カナダ人)は「We absolutely fall in love with Niseko!」と言っていた。ああ、やっぱりお礼や良いことはは200%で言わないといけないんだと(おそらくこれまで何度も言われていただろうけど)やっとわかった気がした。

定年後に勉強し直したいという人がいるのはそういうことかも知れない。しかし、年を取ること、あるいは定年も待つ必要はない。一方で若者には、勉強は年を取ってからでいい、(人に迷惑をかけない)バカを一杯やれ、と言いたい気もする。ハッピーバレンタイン!