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「休み」と「暇」は違う:スキーシーズン開幕(後)

「攻撃は最大の防御」「control your destiny or someone will」スキーをしながらこんなことを考えている。急斜面をめげずに滑るには重要だ。少し上達したのは、新雪に板を取られたりうまく滑れず自分にガッカリしたことの積み重ねの結果である。「コミットする前に見積もられた成功確率は、本当にコミットすれば変わる」という言葉を思い出したり。スクールの先生には「雪と喧嘩するな」とも言われた。

考えてみれば、いずれも人生で大切なことだと思う(いきなり大げさ)。弱気になる時に、どうやって自分を奮い立たせていくか。リーダーを期待されながら、どうしたら暴君にならないか。自分の限界を見極めることも大切。

「人は暇にならないと考えない」とおっしゃっていたのはケース作成のため昨年インタビューさせていただいたワークマンの土屋専務。スキーやゴルフが「leisure」と言われるのは、実際に滑ったりボールを打ったりしているのはほんの少しだけで、全体の9割以上はリフトやコースを歩く「暇」な時間で出来上がっているからなんだと改めて気づく。

Goal-orientedであることは重要だけど、自分のgoalはどうやって見つけるか?「効率的」という言葉がちらついたらどこかおかしい。年末年始休暇と言ってもいろいろな予定で「暇」とは程遠い人は、こっそり長旅に出たらどうかな?

激動の2022年も最後のブログになりそうです。来年もよろしくお願いいたします。