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会議が揉めたときにどうするか?How you should deal with conflicts in a meeting.

組織と会議は切っても切り離せない。Zoom時代にも甲論乙駁あって、もう少しこのあたりも研究してみたいのだが、ジェフ・ベゾスが大切なことを言っている(他にもいろいろある)。これはアマゾンのリーダーシッププリンシプル(英語バージョンのがよりシャープ)の1つ「Have Backbone; Disagree and Commit」と関連する。

1.揉める原因が根本的に考えが違うことだと分かったらさっさと上にあげること。「疲れ果てたからもう終わりは最悪だ」。

2.「みんな、反対意見があるのはわかるけど、ここは僕にかけてくれませんか?」と担当者は言えるか?上司は「反対だけど、コミットしてみよう」と言えるか?

おっと、忘れちゃいけない。そもそも会議の価値は様々な意見が出て揉めることにある。揉めないんならそもそも会議は必要ない。

「心理的安全性」が提唱されたのも、率直なコミュニケーションの重要性をジャック・ウェルチがその著作で指摘したのも約20年前のこと。信頼とは反対意見を言わないことではなく、反対意見を言っても大丈夫だと思えることだという基本がいつの間にか忘れられる。新しいことばかりを求めて足元が見えなくなっている企業に多い。