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Academy of Management 2019 in Boston (3/3): Diversity, inclusion, and belonging

今回はM&AはもちろんAI, Gig economy, start-up系, scandalをどうopportunityにするかなど15ほどのセッションに出ました。その中で「私の1番」をあげるとすると、ミスの報告を含め組織で何を言ってもいいんだというpsychological safety(心理的な安心感)ー KBSではチャレンジャーのケース ー  で有名なAmy Edmondson教授の講演です。気づき3つあげると:

  • 「psychological safetyが大事だ」とただ言っても何も変わらない。仕事の目標、そしてメンバー各人がどのようにしてその目標達成に貢献できるかという「仕事の性質」をきちんと共有すること(確かに「最新のコンセプト」だけを振り回している人っているなあ)。

 

  • Diversityは簡単に作り出せる。本質はそうした様々なバックグラウンド、考えを持った各人が意見を聞いてもらえる、参加でき貢献できるinclusionsそして 各人がその組織やチームの一員なんだと誇れるbelongingを持てる環境を作ることにある(その通り!)。

 

  • 答えのある質問はあまりいい質問ではない。答えがない質問を出すことで「分からないから、どんなことでも言って欲しい(every input counts)」とメンバー全員の重要性を訴え参加を促すことができる(耳が痛い!!)。

 

ちなみに、「仲間や部下が何気なくポロリといった言葉に気をつけろ」という松井忠三さんの指摘は、psychological safetyの裏側をよく表しています。

実は彼女との邂逅は20年以上前。私が博士課程の学生で、シカゴでのAOMで彼女の論文をメールでお願いしたところ速攻で返信がありました。「Your feedback is welcome」なんていっておいて、そうした依頼は無視する先生が圧倒的に多いからこそよく覚えています。

自分の今の価値観での行動は、将来の可能性を封じ込めていないでしょうか?主流派から見ればdiversityは常に瑣末です。