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本日退院しました!:ベットで考えたこと(1/3)

限られた方しかお知らせしていませんでしたが、実は8月26日に東京医大病院で人生初の手術をしました。がんではありません、念のため。あと30年生きるのならぜひ検討したほうがいいと先生に勧められ、じゃあと決めました。

 

手術自体は10時間ほどかかったらしいのですが、全く記憶がなく、手術台に乗って麻酔をしてもらって、気がついたら終わっていました。ただ、術後3日間(特に夜)は「なんてことをしてしまったんだろう」と後悔に苛まれる日々。痛み、だるさ、そして部屋の温度がうまく合わず苦労しました。それではと、導眠剤を点滴に入れてもらうと問題はなぜかさらに悪化。「悪夢」を見続けるのです。

「悪夢」といえば、お化けだったり、殺人鬼に襲われたりいろいろあるのでしょうが、私が今回見たのは英語の論文がそれだけあらわれる「テキストの夢」、そしてウェブページがどんどん入れ替わる「リンクの夢」でした。

そうはいっても、腹腔鏡手術だったので痛みなどは開腹よりもはるかに軽いのだそうです。忙しい合間を縫って1分でも顔を出してくださる先生方や手術室に入るのに寄り添ってくれた看護士さんと、手術を「いつもの仕事」と談笑するスタッフのコントラストに接して、「患者」「生徒」顧客」とひとくくりにすることなく、どれだけパーソナルに接してもらえると嬉しいかを改めて感じ、また反省しました。

何事もなく退院できたのは、その分もっと貢献しなさいということなのでしょう。