出前という言葉もサービスも昔からあった。それが「宅配」と名前を変えて、コロナ禍に背中を押されて大きなブームになっている。食事はもちろん、最近では30分以内で日用品まで配達するQコマース(クイック・コマース)といったサービスまで現れ、スタートアップだけでなくヤフーなど大手も進出している。インドでは１５分だそうだ。

世の中便利になるなあと思う一方で、新規事業が同じようななものに集中しているとも感じる。TikTokやYouTubeでいくつか選ぶと、次々に似たようなものがリコメンドされるのとまったく同じ。AIやらマスコミがすすめたものをただ受け入れて、どんどん視野が狭くなる構造が。

「本気でコミットすれば、成功確率は変わってくる」と言う。実は本当に大切なのは「人気」でも「やらなくてはいけないかどうか」でもなく、「やりたいかどうか」ではないだろうか。

つぎはメタバースか(アメリカに行けていないので古い画像です)？「本当にやりたいんですか」と質問するべきなのは、社長に対してか、社員に対してか？