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失敗したら変えればいい (中): Act to learn > Learn to act

新しいことをやりたくないのも、いったん決めたことを変えたくないのもわかる。人間は「慣性」の生き物だから。「いつもの席」がとられていると嫌な気持ちになるのもそう。

東京オリンピック、やるか、やらないかでまだ揉めている。

仮に、「やる」ということになったとしよう。それなりに上手くいくのではないかと思う。科学的なデータは全くない。唯一の根拠は「やるから」だ。普段あまり仕事をしていないお偉方も死に物狂いで取り組むしかない。現場が頑張るのはいつも通り。

もちろんさまざまな問題は出るはずだ。Go toもそうだが、反対派は勝ち誇ったように言う。ただ、多くの論者は自分の正しかったところだけを切り取って主張しているように見える。会社でも同じ。やるほうが常に目立つ。

「やる前に集めた情報などたかが知れている」というのはDeNAの南場さん。やってみる。失敗したら、変更、縮小、中止する。「そんなに簡単には」という前に、真剣に考えたらどうだろう。もちろん公にそう言ってはいけない。コミットが下がるからだ。Plan BはAの成功確率を下げるという論文もある。

それにしても、ごみ袋の有料化はなんであんなに揉めてたんだろう。さっさとやればよかったのに。