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ゼミの近況報告 ケース作成について

清水ゼミの乾(M42)です。

2020年度のゼミは、KBSのCOVID-19への対応方針を踏まえ、原則オンラインで行っています。
私は10月中旬にも関わらず修士論文の進捗は芳しくなく、少々焦り始めています。これからネジ
を巻いていきたいと思います。

さて、今回は、ゼミで取り組んでいる、東証1部に上場するインベストメント・カンパニーである
スパークス・グループ㈱のケース作成についてご報告します。

7月のプロポーザル提出後から準備を始め、一昨日、社長へのインタビューに臨み、創業に至る
までのお話を2時間近くかけてお伺いしました。

30年以上も前のことにも関わらず、何を考え、どのような心理だったのか、また、関係者も含めて
誰がどのような発言をしたのか鮮明に記憶しており、臨場感を持ってお話されるので、驚きともに
話に引き込まれました。

特に、業界や先輩が常識としていた営業方法を鵜呑みにせず、駐在していたアメリカの顧客の思考
モデルを読み、「個別に株を売るのではなく、セットで販売すれば売れる」という仮説を立て、
実績を残し、当時の常識を覆した話は印象的でした。

社長からは、ケース作成へのご理解を頂き、追加のインタビュー機会を来月頂戴しています。

経営の原則について考える材料となるようなケースをゼミ生一同協力して作って参りたいと思います。

以上、ゼミの近況報告でした。