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常識とルール(1)

2020年の1月はスキーには2回しか行っていないのに、広島に2回も行くという異例の年になりました。同じく異例なのは新幹線で何度も流れていたコロナ肺炎のニュース。ネットでは第1次チャーター便で帰国した2人が検査を拒否したことに関しては(1)2人はなんて常識知らずなんだ(2)日本政府はなんて弱腰なんだという反応が蔓延していました。

私も全く同じことを感じました。そして飛躍すぎを承知で言えば「常識にとらわれない」ってことは、これくらいの反発があるということなんだよなと改めて思いました。イノベーションだ、創造性だと騒ぎながら、実は「私に理解できる常識破り」を求めている。一律に多様性のノルマを求める、強制的に自主的な意見を出させる…軽々しく矛盾していることに気づかないことも多いのではないかとも。(次回に続く)