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IE Business School 交換留学(M41坂上)

「重要なことは希望と献身を示し、意欲的に日々取り組むこと。それをすれば、失敗など存在しない。」

これは、サッカー、レアルマドリード現監督、ジネディーヌ・ジダンが言っていた言葉です。

ご無沙汰しております。私はスペイン、マドリードにありますIE Business Schoolに交換留学にきております。清水ゼミ同期柿澤君とも同じ留学先です。滞在期間の1/3が経過しましたので、これまでの様子を書かせていただきます。

私が来ているIE Business School のInternational MBAコースは1年制で、毎年9月と1月に新入生を受け入れているFull timeのMBAコースです。このコースは、9月生と1月生でそれぞれ正規学生が300人おり、出身地構成は、ヨーロッパ30%、南米25%、北米15%、アジア15%、アフリカ中東15%となっています。少数派である日本人の立場を利用しながら、日々授業に勤しんでおります。

2019年1月生と共に受けている専門科目の授業の中で、印象的な授業を1つ紹介します。

タイトルは「SCALING UP YOUR STARTUP」。

「スタートアップ企業が顧客に受け入れられる製品を作り上げたその後に、どうやってスケールアップするか」についての授業です。

授業形式は、全15回の授業で、毎回異なるスタートアップから創業者や共同創業者を招き、学生の質問に創業者がひたすら答えていくというものです。

いらっしゃる創業者の方は実に多様です。両親が飲食店を経営していたからデリバリーアプリを始めた人や、マッキンゼーで働いた後スタートアップを立ち上げた人。さらに、授業内講演の立ち振る舞いも様々です。我々にレクチャー形式で講義を始めてしまう人や、突然創業からの歴史を語りだす人など、それぞれ全く異なる色があることに気づかされます。

スケールアップのTipsもさることながら、授業で最も印象に残っていることは、創業者の皆さんが、ビジネスを行う事業分野ではなくチームの重要性についてより深く言及されることです。何をやるかより誰とやるかのほうが大切だそう。多くの創業者が、事業内容を決める前にチームを形成しているようでした。さらには、私はチームが好きだから働いていて、この事業は全然好きではない!という人まで。自分が持っていた先入観が覆りました。

スペイン滞在の残り期間も、希望と献身を示しながら、意欲的に取り組んでいきます。

 

準備期間で受講したスペイン語教室の様子(真ん中の白シャツの人が先生)

 

学校付近の街並み

 

学校から、レアルマドリードの本拠地は徒歩圏内。

 

オリエンテーションでフラメンコ見せていただきました。