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経験の多様性

 皆さんこんにちは、M41朱浩です。

 KBS生活は二年目に入りますと、卒論と就活に包囲されています。今日は就活で感じたことを皆様にシェアしたいと思います。

 それは、世の中で経験の多様性が軽視されすぎているのではないかということです。

 就活では経験の一貫性が重視されますが、私は経験の多様性もそれと同様に重要だと考えています。

 

 まず、多様な経験が一人の女性の人生を豊かにした例がありますのでご紹介します。

 子供の頃から大好きなテレビ番組の司会者がいました。彼女は十何年間も同じ番組で司会を務めていましたが、観衆は面白くないとか、話が下手だと手厳しいコメントばかりでした。しかし、彼女は諦めず、本業ではないモデルや作家として活動し始め、そのおかげで新しい領域のみならず、本業でも成功を収めました。彼女は、「成功は、自分の得意な領域だけからは生まれず、自分の苦手分野をクリアするような、多様な経験から生まれるものだ。多様な経験と自分の得意な領域の経験はシナジー効果さえもたらす。」と言いました。彼女の本業と関係のない経験は、彼女人生を豊かにしました。

 

 次に、近年、世の中で多様な経験を積んだ人が評価されてきている例を紹介します。

 世界の管理者、経営者は欧米の有名な芸術学校に入り、芸術分野での学位を取得する動きが広まってきています。なぜなら、ある研究によって、ビジネスマネージャーは、ビジネスだけに精通しているだけでなく、美的センスにも秀でていることが必要であることが、言及されました。ビジネスの世界でも、専門以外の多様な経験が評価されてきています。

 

 さらに、私はこれまでの人生で、経験の多様性を重視して、成長してきました。

 なぜなら、私は、本業と関係なく見える経験も、次の決断や仕事につながるという哲学があるからです。コンフォートゾーンを離れ、自分にとって難しい決断をいつもしてきました。

 仕事の内定をもらっているのに、なんで日本に行くのか?中国の大学を卒業しアパレルの経験もないのに、なぜアパレルに入るのか?なぜ今までの経験を捨て、KBSに入学するのか?これらの問いに対しては、私の哲学が答えを教えてくれます。未知の領域では、日々新しいものに触れ、その分成長機会も多く、それから生まれた新しい自分の価値を別の領域に生かすことができます。このような、自分の中シナジー効果を作り出すことが、さらに大きな成長につながると信じています。

 

 このように私は、経験の多様性も、経験の一貫性と同様に重要だと感じています。なぜなら、関係なさそうに見えることは、実は、関係していることもあるからである。

 就職活動でも、経験の多様性を評価する基準があってもいいのにと、思っています。今後も、経験の多様性も経験の一貫性と同様に重視していきたいと思います。