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From Windy City with Love

前回の清水くんに引き続き、シンカイがIP先での出来事を紹介しちゃいます。

僕はアメリカのシカゴ大学ブースビジネススクールに短期留学に来ています。

(ちなみに正式名称はthe University of Chicago Booth School of Businessです)

ほぼ全ての世界MBAランキングで毎年上位にランクインする、J-POPにおけるミスチルみたいな学校です。

2015年秋シーズンの交換留学生は約20人で、最大派閥はスペインIESEの4人、

その他はHEC Paris(フランス)、SDA Bocconi(イタリア)、NUS(シンガポール)、IIM(インド)etc.と、

各国のトップスクールから賢そうな連中が来ています。

僕は今、英語がしゃべれるヤツらは全員賢そうに見えているフェーズですが、多分彼らは本当にスマートだと思います。

全体の人数はおそらく2学年で1,000人以上いるので、初日以外はもう混ざっちゃって良く分かりません。

ちなみに日本人の学生さんは学年に2人くらい。インド人の学生さんは100人くらいいるそうです(!)

それを考えたら、KBSはどちらかというとヨーロッパ系MBA校に近い規模ですね。

そのような状況なので、「交換留学」かどうかはもはや意味をなさず、完全にイチBooth Studentとして見なされます。

なので、もう「交換留学で日本からきたんだ」と言うのをやめました。

KBSの先生方、職員の皆さん、ごめんなさい。

Boothの学生になりきって、他の学生と同じくBoothブランドのTシャツとトレーナーを着て授業に出ています。

とにかく、言葉を失うくらいスケールがデカい。世界最高峰の意地とプライドをいろんなところで感じることができます。

ただ冷静に見てみると、意外とつけ入るスキはありそうです。

Business Policyという授業の指定書籍”Built to Last”。ぶ厚いペーパーブックを買いましたが、

よくよく見てみるとこれ、日本では「ビジョナリーカンパニー」という名前でベストセラーになった本です。

また、Financial Statement Analysisという授業の指定書籍は”Valuation”という超ぶ厚い本ですが、

これはマッキンゼーが出している「企業価値評価(上)(下)」の英語版です。もうこの先は日本語版しか読みません。(笑)

英語の勉強にならんだろ!とお叱りを受けるかもしれませんが、アサインメントの量がもはやそういうレベルではないのです。

どうせ授業ではテキストには触れずに別のディープな議論になるしね。

ちなみにまだ何回かしか講義を受けていませんが、

「スターバックスの戦略をゲーム理論とミンツバーグのCrafting Strategyで説明する」

「小説など、経営書ではない本からマネジメントについての示唆を得る」・・・みたいな、

直球っぽけど直球ではない、ツーシームのカットボールがビュンビュン飛んできます。

ちなみに宿題の英語はロンドンビジネススクールにIPで行ってるマイケル(岡田ゼミ)にチェックしてもらってます。

(サンキューマイケル!)

授業を火・水・木に固めてしまったので、週のうち4日は授業ナシなのですが、

その4日間は課題書籍攻略と宿題対応、英語の勉強であっという間に過ぎ去ります。

あと、シカゴは別名Windy Cityというだけあって風が強く、しかも寒いのであまり遊びに出る気になりません。

治安はなかなかスリリングで、近所のマクドは銃を持った警備員が店内で目を光らせています。てかマクドですよ、マクド!

キャンパス近くはシカゴ市警とシカゴ大学警察がウロウロしているので安全です(笑)

清水先生が割と真顔で言ってたけど、あれ本当だったなあ。。。

とりあえずそんな感じで、まず英語は先生の話も同級生の会話もほとんどわかりません。

先週よりも今週の方が分かるようになった気がしますが、おそらく気のせいでしょう。

次にここに投稿するときにどのくらい進歩しているか、、、乞うご期待!

それではごきげんよう!

次はおそらくボストンで国際会議に参加した阪本氏か、

ミッチーと同じくスペインで頑張っている高橋さんが投稿してくれるでしょう。そして満を持して松川ゼミ長の再登板☆