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IGPIのクラス冨山和彦CEO、田原幸宏取締役の登壇で終了しました

「IGPIリアルビジネス講座 企業価値・事業価値向上を目指して」は、11月24日に(CDI時代から30年以上の付き合いになる)冨山、田原両講師の登壇で終了しました。9回クラスすべてにマネージングダイレクター(MD)以上の経験豊富な講師を派遣いただき、活発な議論が繰り広げられたEMBA向けの充実したクラスだったと思います(MBAの学生も参加しています)。

恒例の心に残った言葉(繰り返しますが、あくまで私の主観です)

社外の人間であっても、常に自分だったらこうするという具体的な方針を伝える。「無理だ」「意味がない」という人もいるが、そういう人には「じゃああなたはどうするのか?」と聞くと大体黙ってしまう。(当事者として責任を持ってやるんだという)ポジションを明確に示すことが説得力、迫力につながる。

経営者は決めることが仕事。2つ考えなくてはいけないのは、この決断は「あれも、これも」なのか「あれか、これか」なのかということ。そして2つめはタイミング。うまくいかない会社の経営は「あれか、これか」を「あれも、これも」で逃げていることが多い。

(パナソニックの方向性が見えないという質問に対し)それは当然だと思う。今の時代に、方向性がはっきりしていることのほうが危険だ。

追伸:冨山講師の授業が30分以上も延長になりせかされての終了のため写真を撮り忘れました。