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アラサー女のMBA日記

はじめまして。清水ゼミの高橋七恵と申します。

日系企業で5年間経理として勤務した後、退職してKBSへ通っています。

現在は、バルセロナのESADEというビジネススクールで、交換留学の真っただ中です。

折角なので、すぐさまESADEの様子やバルセロナでの生活について書こうかと思いましたが・・・

なぜ交換留学先にスペイン、バルセロナを選んだのか?

そもそも、なぜビジネススクール/KBSに通っているのか?

進学のため仕事を辞めることに不安はなかったのか?

など、交換留学先を紹介する前に、まずは根本的な所からスタートしようかと思います。

なぜこうした話から始めるのかというと、友人や知人、さらにはオープンキャンパスで頻繁に尋ねられるためです。

多くの方に関心をもって頂ける・尋ねてもらえるということは、シェアしたほうが有効でしょうし、

「なぜ」を突き詰めることで、自分の考えの整理にもなります。

そのため、初回の投稿として、ビジネススクールに進学した経緯やそれに関連することを書くことにしました。

ということで、早速ですが以下の3つの項目に分けて、進めて参ります。

1.なぜビジネススクール/KBS?

「自分の可能性を広げたかった」「交換留学の提携先が多岐に渡る」が大きな理由です。

企業に勤めていた際は、様々なチャンスを頂き、今でもとても感謝しています。しかし、

「この世界しか知らずに今後も働き続けることができるのか」「自分のキャリアは、このままで良いのか」

と色々と考える時期がやってきました。

一旦仕事を辞めてドップリと学べる環境に浸かり、しっかりとビジネスについて学びたい。

日本ではキャリアシフトがそう簡単ではなさそうだが、それでも自分の中にあるありとあらゆるものをストレッチさせて、

少しでも将来の可能性を広げたい。

そんな思いや、個人的なタイミングも重なって、気付けば今の環境にいる気がします。

数あるビジネススクールからKBSを選んだのは、2年間フルタイムでドップリ学ぶ環境に浸かれる、

というところが一番の決め手でした。

また、進学先としては日本にあるKBSを選びましたが、例え日本で働き生活していても、

今後世界との繋がりは欠かせません。

その中で、交換留学という制度が整っており、且つ提携校が多数あるKBSは進学先として大変魅力的だったのです。

2.仕事を辞めて進学することに、迷いや不安はなかったのか?

大いにありました。

私は現在29歳なのですが、同じ位の年齢だと、家庭を持ったり、仕事でも実績をあげたりする時期です。

SNSを見ていると「結婚しました!」「子どもが生まれました!」「昇進/転職しました!」といった投稿がチラホラ。

かたや自分はというと「仕事辞めました!」「学生になりました!」「学校でロー○ンのお弁当買って予習しました!」

・・・こんなんで大丈夫かな?と、私自身も不安になります。笑

ただ、上記のように書き連ねましたが、決して今の状況をマイナスに捉えている訳ではありません。

KBSに来なければ出会えなかった人(ゼミ含め!)、チャンスが沢山ありましたし、今でもそれを実感しています。

不安や期待、様々な感情がありますが、どれも自分しか乗り越えられないことなので、

楽しみながら乗り越えたほうが得な気がします。

3.なぜ交換留学先にスペイン?なぜESADE?

「ヨーロッパという世界を体験したい」「勘(真面目です)」、この2つです。

当初は北米の学校を希望していましたが、恥ずかしながらTOEFLの点数が学内選考基準に届かず、

別の地域の学校を選ぶことになりました。(補足:北米の学校は、英語のrequirementが他の地域よりも高い)

その際、「折角の機会だし、知らない世界に飛び込んだほうが、色々勉強になりそうだ」という理由で、

観光ですら訪れたことのないヨーロッパを留学先の地域に決めました。

子どもの頃、少しだけ北米に住んでいたことがあるので、海外で生活することは初めてではなかったのですが、

ヨーロッパという地域は私にとって謎だらけな地域でした。

そして、そのヨーロッパの中でも、交換留学へ行った先輩の体験談や学校の概要から、

なんとなく「勘」でESADEを選びました。

ひと言「勘」で済ませると非常にいい加減なようですが、何かを決断しなければならないとき、ある程度まで考えた後は、

直感や思い切りが案外侮れないと思っています。

実際に、ESADEへの交換留学についても、授業や生活問わず、KBSでは体験できないことを多く体験できており、

今のところ来て良かったと感じています。

今回は以上です。

次回、バトンが回ってきたときは、ESADEの様子や、バルセロナでの生活について書こうと思います。

(ゼミに触れてないけど、大丈夫かな…??笑)

【写真:自宅から徒歩圏内にサグラダファミリア。未だに、その雄大さには圧倒されます。】